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2012.05.10C型肝炎新薬 副作用 17人に重い腎障害報告

昨年11月に発売されたC型肝炎の治療薬「テラビック」(製造販売元・田辺三菱製薬)で、副作用が疑われる重い腎機能障害が出た患者が17人報告されていることが、厚生労働省への取材でわかった。

急性腎不全が7人含まれ、人工透析が使われた人も1人いた。重い腎機能障害の副作用は、医師向けの説明書に書かれておらず、厚生省は、医療機関に注意を呼びかけている。

テラビックは錠剤で、インターフェロン治療で効果がなかった人などを対象にしている。厚生省によると、今月8日までに3358人に使われた。重い腎機能障害を起こしたのは50~70代の男女。薬を飲み始めて1週間以内に発症した人が多いという。

厚生省は、服用開始から1週間は腎機能検査を少なくとも2回行うよう求めている。

2012/5/10 朝日新聞より抜粋

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