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2021.12.13開発者の回想⑨

初めてブラジルへ行きました。

 

ブラジルのサンパウロ大学K教授とはハワイで開催された学会で知り合いました。

学会終了後2週間、K教授と私は東京池袋のホテルで私と再会しました。

「帰国後、多くの人とあなたのご発表について話しました。皆さんがもっと詳細を知りたいと言っています。今回はあなたと会う為に来日しました。ぜひ時間を下さい。また、製品も買って持ち帰ります。」

「恐れ入ります。有難う御座います!できる限り全力で協力したい。安心して下さい。」

池袋のホテルメトロポリタンでこの会話から始まりました。

 漢方の肝機能改善の見解、伝統的対応方法、当社製品の由来、開発の動機、根拠、目的、特徴、これまでの応用結果などなど、できる限り紹介、説明しました。K教授は録音して、時々質問もしメモも取りました。

東京池袋のホテルで3日間滞在して、毎日彼らの医療現場、研究現場状況も含む交流、質問、回答、私のつたない英語会話レベルですが、電子辞書を使って、筆談も含め全力で努力しました。K教授は大変満足した感じでした。

最後、製品を買ってスーツケースに入れ「患者さん中の1人はこの製品に大変興味があります。是非早く使いたい。だから買って帰るようにと依頼されました。」と説明を受けました。

「もし結果がよければ郵便郵送もできます。先生は確認して指示をください。」と説明しました。

専門家とゆっくり深く交流できた滅多にない機会ですが、しかもわざわざ池袋まで来てくださり本当に嬉しい限りでした。

K教授は帰国しました。「ぜひブラジルサンパウロへ来て下さい。皆さんが歓迎しますよ。」

と別れる前に何度もおっしゃってくれました。

 当時、北米に行く機会は多かったですが、南米は行きにくいと思っていました。時差に弱いので、時間に余裕があれば是非行ってみたいとK教授に伝えました。

 2、3か月後、K教授から嬉しい連絡が数回ありました。試用した患者さん達は全員肝機能値が正常になり、皆さん大喜びしました。「東洋の神秘」と褒められました。私は嬉しくて昼間にもかかわらずお酒を飲んだ事もありました。

その連絡には一つ相談がありました。「あるブラジルの方は表示の3倍量で使用したいそうです。大丈夫ですか?」私は「なぜ3倍量で使うのですか?」と聞きました、「東洋人と体質が違うからと想定し、又、長期療養中でイライラし気が短くなった人の自己判断です。」

「先ず表示通りの量で使ってみて下さい。1週間変化がなければ、増量する事も可能です。一般論として、心配しなくとも良いと思います。日本での経験から言うと、1ヶ月程度使用して、肝機能検査値が正常であれば、1粒ずつ減らします。最後毎日1−2粒で維持する方々が大勢いらっしゃいます。」と紹介しました。

2週間後、教授から連絡が入り「この方は表示の通り使いましたが、心配症で2日に1回検査する、随時増量を準備している。検査をするたびに肝機能値はみるみる下がりました。今は正常値になり、本人は大喜びでした。あなたに直接電話して感謝したいとおっしゃっています。」

「あぁ、それは良かったですね。安心しました。」

 結局電話がありましたが上手く会話が通じませんでした。しかし長時間の苦しみから解放された心からの気持ちが良く伝わり、とても嬉しく思いました。

 ブラジルへ行って見ましょうか!

 初めてのサンパウロの旅ですが、K教授は暖かく迎えてくれました。サンパウロ大学を見学、黄熱病の専門家でいらっしゃる学長も紹介して頂きました。「漢方で黄熱病に対応する物がありますか?」優しい笑顔の学長の質問にお答えすることはでませんでした。私の知識の範疇外でした。残念でした。

 サンパウロ滞在中、K教授は車1台を用意してくれました。B M W7シリーズ、30代後半の運転手も付いている。豪華な初体験でした!

車に乗ると後部座席は広くて、車の窓ガラスはちょっと違和感がありました。車内での会話の音も違和感があります。運転手は窓を半分下ろして「これは〇〇mmの防弾ガラスです」「えぇ!!驚きました!」

車は低速では走らず、赤信号前には止まらず方向転換する。運転手は左手でハンドル操作、右手は腰の肘付けにつけています。

「お洒落な運転の仕方ですね!」と質問しました。運転手は微笑み

「これは基本ルールです。」

「?」

「安全の為に運転中は車はできるだけ止まらない、窓を開けない、片手で運転します。」

「??」彼の右手ズボンの上に掛けているピストルを見せてくれました。

「???」武装された運転手付き防弾車に乗っている!凄い経験でした!!K教授に質問「なぜですか?」

K教授は笑いながら「この車は例の患者の車です。彼のご好意で滞在中使わせて頂いています。」

「なるほど!あの患者はお裕福な方ですね?」

「そうです、牛は数十万頭を持っています。」

「凄い!どれぐらい相当ですか?」

「ブラジルでは牛1頭を飼うのに必須の土地面積を所有する事と決まっています。従って牛の頭数は所有している土地の面積の表現と同じ富の表現です。」

「あ!日本で車を所有する前に車庫を確保することが必須であることと似ていますね。」

「彼は牧場視察が自家用飛行機を使います。飛行機を数機持っている有名な資産家です。」

「なるほど!運転手のあなたがボディーガードですね?」

「そうです、運転手兼ボディーガード。」

「射撃練習しますか?」

「毎週500発練習が必須です。」

「凄いですね!!」全く未知の世界に遭遇しました。

 その方と会いました。

先ず彼のご好意にお礼を言いました。彼は自分が健康になった事を感謝してくれました。お互いに良い気分の中に色々意見を交換しました。

 「良い仕事していますね!」と実感できました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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