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『養生訓』
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2019.06.14『養生訓』と貝原益軒⑪

 江戸の人たちにとって養生とはたんなる病後の手当てや病気予防の健康法ではなく、じつはもっと広く深い意味を持っていた。それは現代流行の健康法という狭い意味ではなく、人の生き方にかかわる事柄であり、どう生きるのか、何のために生きるのか、という人生指針であった。その意味で、養生という理念は江戸を生きていた人びとが共有していた一つの「文化」でもあった。

 

「立川昭二『養生訓に学ぶ』PHP研究所、2001年、14頁」

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