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2012.11.02成人の8人に1人 慢性腎臓病、気づいたときは手遅れに 自覚症状なく、透析必要になることも

2012/11/2付

自覚症状がないまま進行し、気づいたときは手遅れなこともある「慢性腎臓病(CKD)」。病名の印象から甘く見る人がいるかもしれないが、悪化すると腎不全で尿毒症を起こし、人工透析などを余儀なくされる。心筋梗塞などのリスクも高めるとされ、軽視は禁物だ。腎機能の検査で確認し、生活習慣を改善するよう専門家は強調する。

「いまだに重症の尿毒症で病院にかつぎこまれる人がいる」と嘆くのは自治医科大学の安藤康宏教授だ。検診を長期間受けていなかった例や、以前に異常が見つかったのに放置していた例だという。

日本の推定患者数は1300万人以上

CKDは腎機能が健康な人の6割以下に低下したり、たんぱく尿などの異常があったりする状態が3カ月以上続く場合を指す。日本腎臓学会の診療ガイドラインでは、腎機能障害やたんぱく尿の程度で重症度を分類する。腎機能障害は6段階に区分され、一番重い「G5」はすでに末期腎不全だ。(日経電子版より抜粋)

 

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